短歌の世界

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こんにちは!かのちです。

 

みなさま、最近【短歌】が流行っている……ってご存じですか?
短歌は俳句と違い、季語を必要としない5・7・5・7・7のリズムで詠む詩です。
ここ数年、現代短歌がツイッターを中心に盛り上がっているのです!

 

現代短歌といえば
たとえば俵万智さんの

『この味がいいね』と君が言ったから七月六日はサラダ記念日
(『サラダ記念日』より)

が有名ですね。
このように、日常の一瞬一瞬を、絶妙な飛距離の言葉の組み合わせで表現するものが多くあります。

 

また、今の短歌界隈で有名な方といえば穂村弘さん。

体温計くわえて窓に額つけ「ゆひら」とさわぐ雪のことかよ
(『ラインマーカーズ』より)

穂村さんは短歌やエッセイの本だけではなく、短歌入門のための本も出されています。

 

今はインターネットで #tanka
冒頭でツイッターを中心に、と書きましたが、最近ツイッター上で一番有名な短歌といえば、岡本真帆さんのこの一首でしょう。

本当にあたしでいいの?ずぼらだし、傘もこんなにたくさんあるし
(『水上バス浅草行き』より)

岡本真帆さんは日常を切り取ってうたにするのが本当にじょうずで、誰しもが「あ、これ私も感じたことがある!」と思ううたも多いはず。初の歌集である『水上バス浅草行き』は、たくさんの人の心に刺さること間違いなしです。なんと現在第4版まで重版されています!

 

それから私のおすすめはtoron*さんという歌人の方。

はつ雪と同じ目線で落ちてゆくGoogleマップを拡大させれば
(『イマジナシオン』より)

ツイッターなどのインターネットを中心に活動し、雑誌や新聞歌壇への投稿も活動的に行われています。
toron*さんのうたの特徴といえば、なんといってもその比喩のうまさです!はっとさせられるような表現力はまるで小説。31音の中に物語が詰め込まれているかのようです。

 

そしてなんといっても大好きなのは初谷むいさんです🥳!

カーテンがふくらむ二次性徴みたい あ 願えば春は永遠なのか
どこででも生きてはゆける地域のゴミ袋を買えば愛してるスペシャル
(『花は泡、そこにいたって会いたいよ』)より

特徴的な言葉選びでありながら、心の中にすっと入り込んでくるうたは多くの人の心を揺り動かす、まさにエモいという言葉がマッチする現代を代表する歌人の一人です。
先日発売された第二歌集『わたしの嫌いな桃源郷』は絶賛読み途中なので割愛しますが、むいさんの歌集に書き下ろされた散文もすごく素敵なのです。

 

詠んでみたい、だけどどう作ればいいのかわからない
そんな人におすすめのサイトはこちら🙌
うたの日(http://utanohi.everyday.jp/
毎日出題される9つのお題の中から好きなお題を選び、時間内に投稿→無記名投票で順位が決まる、お手軽なインターネット歌会です。先に紹介したtoron*さんもよく投稿されています!

 

まずは詠むより読んでみる
私が短歌にはまったのは、加藤千恵さんという歌人・小説家の方の『ハッピー☆アイスクリーム』を読んだことがきっかけでした。

まっピンクのペンで手紙を書くからさ冗談みたく笑って読んで
(『ハッピー☆アイスクリーム』より)

この一首に心を打たれ、短歌をもっと知りたい!と思ったところから始まりました。
それから自分なりに心惹かれるうたを探し、歌集を買い、読み漁り…という風にずぶずぶと沼にはまっていきました。
惹かれる短歌があればその歌人の方の歌集を読んだり、ツイッターで#tankaで検索かけてみることがおすすめです✨

 

それではかのちでした!

この記事を書いた人: かのち